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自由設計の正体
最初に、自由設計というものは一体何なのかをお書きしたいと思います。
そこを知っておかないと、この先には進めませんからね。
自由設計は、一般的にはハウスメーカーや工務店、もしくは住宅会社が販売しているいわゆる注文住宅などの商品名及び広告表現だと言われています。
要するに、自分の思うようにオーダーメイドが可能な住宅のことですね。
ただ、自由設計という名前ですが、もちろん法律などある程度の制限は設けられています。
その中で好きなように作れますよというわけですね。
また、ハウスメーカーごとのさじ加減もありますが、単なる注文住宅をランク分けして、その中で最も人気があるのを自由設計と呼んでいるパターンも存在しています。
建築主次第だと言っているところも
数あるハウスメーカーの中には、前出のようなまどろっこしい言い方をせずに、最初から自由設計だと全面に押し出して売っている業者もあります。
つまり、建築主や依頼者様の好きなように自由に設計出来る住宅ですよとこの時点ではっきり言っているのです。
これはお客様に親切なやり方ですね。
ところで、どこまでが自由に設計出来るのかご存知でしょうか。
それは、二つあります。
まず一つ目は、設備範囲ですね。
これはどこなのかと言うと、工法や家の規模、そして家の間取りが当てはまります。
もう一つは、インテリアの仕様ですね。
窓はいくつ付けるのか、キッチンはここに置くか、などということです。
確かに、ここまで自分で決められるのは楽しいですし、「自分の家だ」という実感も湧きますよね。